LUMIX S9 を本気で買おうとして思いとどまった話 — Panasonic S 40mm F2 が完成させる旅行フルサイズの誘惑と、Zfがいた4つの理由(2026年5月時点)
LUMIX S9 と2026年6月18日発売予定の Panasonic LUMIX S 40mm F2 を組み合わせると、現時点で最小級のフルサイズ旅行構成(総重量600g前後・約30万円)が成立します。ただし Nikon Zf など別系統のフルサイズが稼働中の人には、4哲学フィルターを通すと買い増し理由が削れていく。2026年5月時点の判断ログです。
最初に正直に書いておきます。わたくしは、本気で LUMIX S9 を買おうとしていました。
Amazon のカートに入れて、Panasonic 公式ストアで予約ボタンの位置を確認して、機材ベルトのどの場所に Zf を退かすかまでシミュレーションしていました。決済を踏まなかった理由は、根性ではありません。Zf がそこにいたからです。
ライカ M11、Q2、X2D、Sony α7、Nikon Zf、Ricoh GR III と、カメラ沼の住人としては中堅の装備で、物欲制御は得意なほうではありません。それでも踏みとどまれた。この記事は、その葛藤の言語化です。
わたくしが LUMIX S9 にどれくらい本気だったか
最初に、なぜ「本気で買おう」と思ったのかを正直に書きます。
LUMIX S9 は2024年6月に発売された、Panasonic Lマウントの最小・最軽量フルサイズミラーレスです。ボディ重量はバッテリーとSDカード込みで486g前後、ボディ単体で403g前後(Panasonic 公式仕様・2026年5月時点)。フルサイズ機としては破格の軽さで、APS-C機の Nikon Z fc(445g)と数十グラムしか違いません。
ここに、2026年6月18日発売予定の Panasonic LUMIX S 40mm F2(Lマウント単焦点)が加わります。これがわたくしの心を一気に持っていきました。
40mm という焦点距離は、いま個人的にいちばん気持ちのいい画角です。35mm より少しだけ寄れて、50mm よりは広い。スナップでも家族写真でも料理でも、だいたい1本で済む。ライカ Q2 が28mm、Zf に付けている NIKKOR Z 40mm f/2 が40mm。手の知っている画角です。
S9 の薄いボディに、薄い40mm 系の単焦点が一本載る。フルサイズで500g台後半〜600g前半・全長10cm前後の構成が成立する見通しです(ボディ+レンズ単純合算・40mm F2 の正式重量は発売後の公式仕様でご確認ください)。これは数年前なら APS-C ですらやれなかった軽さで、フルサイズの軽量化トレンドをさらに進める一台になりそうです。
価格構成も、フルサイズとしてはかなり控えめなレンジに収まる気配があります。S9 ボディが20万円台前半、40mm F2 が標準的な単焦点レンジで構えれば、フルサイズ + 単焦点で30万円前後。Zf + NIKKOR 40mm f/2 とほぼ同じ予算感で、もう一段軽い旅行構成が組める。
「これは買いだろう」と一瞬思いました。本気で思いました。
LUMIX S9 と Nikon Zf を、旅行用途で並べて比較する
ここからは数字の話です。わたくしが本気で迷ったときに作った比較表をそのまま載せます。2026年5月時点の各社公式仕様に基づきます。
| 項目 | LUMIX S9 | Nikon Zf |
|---|---|---|
| センサー | フルサイズ 24.2MP | フルサイズ 24.5MP |
| ボディ重量(バッテリー込み) | 約486g | 約710g |
| ボディ重量(本体のみ) | 約403g | 約630g |
| サイズ(幅×高×奥) | 約126×74×46mm | 約144×103×49mm |
| EVF(ファインダー) | なし | あり(369万ドット) |
| 背面モニター | 3.0型バリアングル タッチ | 3.2型バリアングル タッチ |
| ボディ内手ブレ補正(IBIS) | 最大5段 | 最大8段 |
| 動画 | 6K30p / 4K60p / Open Gate | 4K60p |
| 連写 | 約30コマ/秒(電子)/ 約9コマ/秒(メカ) | 約14コマ/秒(拡張) |
| マウント | Lマウント | Zマウント |
| シャッター | 電子シャッターのみ | メカ + 電子 |
| 発売 | 2024年6月 | 2023年10月 |
| 実売価格帯(ボディ) | 約20万円台前半 | 約30万円前後 |
(出典: panasonic.jp、nikon-image.com、2026年5月時点)
数字を並べると、両機の性格はだいぶ違います。S9 は軽さと動画性能に振っていて、EVF を捨てる代わりに薄さを取った設計。Zf はフィルムカメラ的な操作系と8段IBIS、メカシャッターありの古典的な堅さを維持した設計。
旅行用途で見ると、それぞれの強みが分かれます。
| 旅行のシーン | LUMIX S9 が強い | Nikon Zf が強い |
|---|---|---|
| 軽さ重視(登山・長時間歩行) | ◎(ボディだけで220g軽い) | △ |
| 真昼の屋外スナップ | △(背面液晶のみ・反射が読みづらい) | ◎(EVF が確実) |
| 暗所・夜景の手持ち | △(IBIS 5段) | ◎(IBIS 8段) |
| Vlog・家族動画 | ◎(6K + Open Gate) | △(動画は補助) |
| メカニカルな操作感 | △(モード設定はメニュー寄り) | ◎(ダイヤル直接) |
| バッテリー持ち(CIPA静止画) | △(約470枚) | ◎(約430枚・EVFあり) |
「旅行ならどっちが正解か」は、EVF の有無をどう評価するかでほぼ決まります。
LUMIX S9 + S 40mm F2 vs Zf + 40mm F2、総重量・総価格はどう違うか
旅行に持ち出すのは「ボディ + レンズ」のセットです。単焦点1本縛りで比較したのが下の表です。
| 構成 | ボディ | レンズ | 総重量(公称) | 総価格目安 |
|---|---|---|---|---|
| LUMIX S9 + S 40mm F2 | 486g | 軽量パンケーキ想定 | 600g前後 | 30万円前後 |
| Nikon Zf + NIKKOR Z 40mm f/2 | 710g | 約170g | 880g前後 | 35万円前後 |
| Sony α7C II + FE 40mm F2.5 G | 514g | 約173g | 687g | 35万円前後 |
| Leica Q2(35mm固定) | 718g | 一体 | 718g | 80万円前後 |
(LUMIX S 40mm F2 の重量・価格は2026年5月時点で公式情報未確定。発売は2026年6月18日予定。最終仕様は発売後の Panasonic 公式情報をご確認ください)
S9 + S 40mm F2 の構成は、旅行に持ち出すフルサイズ単焦点システムとして現時点で最小級になる見通しです。Sony α7C II + FE 40mm F2.5 G より80g以上軽く、Zf 構成と比べると280g軽い。コーヒー1杯分の重さを首から外せる。これは数日歩く旅行では効きます。
価格も、フルサイズ + 単焦点で30万円前後。これより軽くて安いフルサイズ構成は、現時点で他に見当たりません。
「最小・最軽量・標準画角・実売30万円」。フルサイズ旅行構成の四拍子が揃ってしまった。これがわたくしを本気で迷わせた正体です。
それでも、わたくしが思いとどまった4つの理由
ここから先は、Zen Gadget の4哲学フィルターに、LUMIX S9 + S 40mm F2 の構成を一つずつ通していきます。
このフィルターは、わたくしが自分の物欲を制御するために運用しているもので、結論を押しつけるためのものではありません。あなたが通したときに別の答えが出るなら、それはそれで正解です。
哲学1: モノを大事にする — Nikon Zf をまだ使い込んでいない
Zf を買ってから、まだ十分に使い込めたとは言えません。NIKKOR Z 40mm f/2 を着けて娘の運動会で何度か振り回した程度で、Zf 本来の8段IBIS や DXクロップ運用、ピクチャーコントロールの作り込みなど、まだ手探りの段階が残っています。
「動くものを置いて、新しい系統に乗り換える」を毎回やっていたら、わたくしの防湿庫はカメラの墓場になります。実際、過去にそうなりかけました。1台のカメラを2年使い込んだ写真家のほうが、5台を半年ずつ使った写真家より、最後にいい絵を持っている。これは沼の中で何度も思い知ったことです。
Zf にはまだ言わせていない言葉があります。それを引き出す前に S9 を買うのは、Zf に対して失礼だと、わたくしは感じました。
哲学2: 必要な範囲 — 旅行フルサイズは Zf 1台で間に合っている
「LUMIX S9 + S 40mm F2 のほうが280g軽い」は事実です。ただし、280g がわたくしの旅行体験を変えるかは別の話です。
直近の家族旅行を一週間分振り返りました。Zf を首から下げて、娘の手を引いて、ホテルから観光地まで歩く。重さがしんどくて撮影機会を逃した瞬間は、ありませんでした。Zf の重さは、ストラップで首にかけている限りはほぼ意識から消えています。むしろ「カメラを構えたときの重心の安定感」のほうが、シャッターチャンスでは効いています。
軽量化が決定的に効くのは、毎日10km以上歩く登山や、機材が重なる海外取材のような、重さがミリ単位で疲労に転化するシーンです。わたくしの今の旅行は、せいぜい一日5〜8km、コーヒーの休憩を挟みながらの家族旅行。280g 軽くなっても、撮れる枚数も画も、おそらくほぼ変わりません。
人によって判断は分かれる項目です。登山主体・海外取材主体の人にとっては、この280gが体験を変える価値になります。わたくしの旅行ログでは、変えない側に倒れた。それだけの話です。
哲学3: いいタイミング — 40mm F2 の実機評価が出る秋以降の方が判断材料が揃う
LUMIX S 40mm F2 は2026年6月18日発売予定。発売直後のレンズは、初期ロットの個体差・MTF実測・周辺減光・最短撮影距離の使い勝手など、スペック表に書かれない情報が出揃うまでに数か月かかります。
過去にわたくしは、新発売の単焦点を「予約購入」して、3か月後に「あ、開放での周辺の流れ方が思ったより気になる」と気づいたことが二回あります。発売前のサンプル画像は、メーカー公式とアンバサダーのもの以外、本当に少ない。
2026年9月〜10月頃には、海外レビュワー(Christopher Frost、DPReview、Gordon Laing)と国内のフォトグラファーから実写レビューが出揃います。S9 自体の発売から2年が経ち、後継機の噂もそろそろ出てくる時期です。
買う・買わないを決めるなら、その情報が出揃った秋以降のほうが、同じ予算で確実にいい判断ができる。今すぐ予約して6月に手にする必要が、わたくしの撮影計画のどこにもないことに気づきました。
哲学4: 見えないコスト — システムを2系統持つことの現像・運用負荷
これがいちばん大きい理由です。
ボディ + レンズ1本だけで終わるなら、30万円の出費で済みます。しかし、わたくしのような沼の住人がフルサイズシステムを2系統持つと、確実に追加の見えないコストが発生します。
第一に、現像ワークフローが2系統になります。Lightroom Classic でカメラプロファイルを切り替え、Lマウントとパナソニックの色調整を覚え直し、Zマウントとは別のRAW現像レシピを作る。これに地味な時間がかかります。月に数時間。年に数十時間。
第二に、バッテリーとメモリーカードの管理が増えます。Zf は EN-EL15c、S9 は DMW-BLK22。SDカードは共用できますが、UHS-IIの推奨速度が機種で違う。旅行前のチェックリストが2倍になります。
第三に、レンズの追い買いです。S9 + 40mm F2 で済む保証はありません。広角の20mm系、望遠の70-300mm、Open Gate での動画用レンズ。Lマウント沼の入り口は広く、わたくしは過去にライカで同じことを何度もやってきました。本体価格の1.5倍が最終総額になりがちです。
第四に、スタッキング使い分け疲れ。Zf を持って出るか、S9 を持って出るか、毎朝5分悩む。これがじわじわ撮影体験を削ります。1台のカメラに迷いなく手を伸ばせるのは、想像以上に大きな価値です。
30万円の本体価格は、見えるコストです。残りの「年30時間 + 1.5倍の追加レンズ + 毎朝5分の判断疲労」は、買う前には見えません。
LUMIX S9 と Nikon Zf はどちらが旅行向きですか
ここまでの4哲学を通したうえで、わたくしの環境では Zf のままが正解です。ただしこれは「わたくしの作業環境では」という条件つきの結論です。
判定の整理として、もう一度両機の旅行適性を並べておきます。
| 旅行のスタイル | 最適な選択 | 理由 |
|---|---|---|
| 動画・Vlog 中心の旅行 | LUMIX S9 | 6K + Open Gate + 軽さの三拍子 |
| 真昼の屋外スナップ中心 | Nikon Zf | EVF が確実・反射に強い |
| 夜景・室内・暗所が多い | Nikon Zf | IBIS 8段の安心感 |
| 登山・長時間徒歩 | LUMIX S9 | 280g軽い・荷物全体に効く |
| 子供との家族旅行(普通の旅程) | どちらでも | 撮影体験はほぼ変わらない |
| フィルム的な操作感を楽しみたい | Nikon Zf | ダイヤル直接の所作 |
| 既存フルサイズなし・新規導入 | LUMIX S9 | 30万円で完成形が揃う |
「絶対の正解」はありません。自分の旅行のどの場面で重さが効くか、EVF の有無が効くかを、過去半年の旅行ログで振り返ってから決めるのが、いちばん損をしない方法です。
沼の住人の3分岐判定
「買う」が正解な人
- 既存のフルサイズボディを持っていない、もしくは旧型からの完全移行で売却整理する覚悟がある
- 動画(Vlog・家族動画・YouTube向け素材)が撮影の3割以上を占める
- 登山や海外取材など、重さがミリ単位で疲労に転化する用途がある
- Lマウントのレンズ群(Panasonic / Sigma / Leica)を活用する計画が具体的にある
- EVF なしの運用に過去の経験から抵抗がない(GR III、ライカ M、X100系などを愛用してきた)
この5つのうち3つ以上当てはまる人は、S9 + S 40mm F2 は現時点で最小級のフルサイズ旅行構成です。30万円の予算が確保できるなら、迷う必要は少ないと思います。
条件: 動画3割以上 / 登山・長時間歩行 / 既存フルサイズ機なし / EVFなし運用に慣れている人。
理由: ボディ486g + 単焦点を載せて600g前後のフルサイズ旅行構成は、2026年5月時点で他にない軽さ。30万円構成は性能対価格で破格。
LUMIX S9 ボディは発売後1年以上経過の安定供給品です。カメラのキタムラ等の正規ルートで購入可能。
Panasonic LUMIX S 40mm F2 は2026年6月18日発売予定。マーケットプレイスでの転売価格化を避けるため、カメラのキタムラの予約を推奨します。
フルサイズではなく、1インチコンパクトの LUMIX DC-TX3-K を検討する手もあります。S9 + 40mm F2 構成(約600g)から、さらに荷物を半分以下に削れます。「家族の荷物優先・記録性能はそこそこで」という判断軸の人には、こちらのほうが体験を変える可能性が高いです。
「待つ」が正解な人
- LUMIX S 40mm F2 の実機評価(2026年9月以降に出揃う)を確認してから判断したい
- LUMIX S9 の後継機(S9 Mark II)の噂を見たい
- 既存のフルサイズボディがあるが、買い替えとして検討している
- Lマウントレンズの将来計画がまだ固まっていない
3〜6か月、海外レビュワーと国内ユーザーの長期レビューが出揃うのを待ってから判断しても、何も損しません。発売直後の予約に乗る必要は、撮影計画上ほぼないはずです。
条件: 40mm F2 の実機評価(2026年9月以降)を確認したい / S9 後継機の噂を見たい / 既存ボディからの買い替え検討中の人。
理由: 発売直後の予約に乗る撮影上の必然性は薄い。3〜6か月待てば長期レビューと中古相場が出揃う。
「買わない」で十分な人
- 既存のフルサイズボディ(Zf / α7系 / R系 / Z6系など)が稼働中
- 動画は撮影の1割以下で、ほぼ静止画用途
- EVF なしの運用に経験がない
- 旅行は一日5〜8km程度の普通の旅程
- システムを2系統持つ運用負荷を、過去に経験したことがない
わたくしを含む、おそらく多数派です。280g の軽量化は事実、それが体験を変えるかは別。これが判定の核です。
条件: 既存フルサイズボディ(Zf / α7系 / R系 / Z6系)が稼働中 / スチル中心 / EVFなし運用に経験なし / 旅行が一日5〜8km程度の普通の旅程の人。
理由: 280g の軽量化は事実だが、ストラップで首にかけている限りは意識から消える程度の差。むしろシステム2系統の現像・バッテリー・スタッキング判断疲れのほうが効く。
もし Zf を持っていなかったら、どうしていたか
正直に書きます。Zf を持っていなかったら、わたくしは LUMIX S9 + S 40mm F2 を買っていました。たぶん予約初日にカートに入れていた。
Zf があったから踏みとどまれた。逆に言えば、踏みとどまった理由の8割は「すでに持っているから」です。物欲制御の根性ではなく、先に Zf を買ったタイミングの自分の判断に救われただけです。
S9 が悪いという話ではありません。むしろ、新規にフルサイズへ入る人や、旧型からの完全移行を考えている人にとっては、現時点でほぼ完成形だと思っています。あこがれは続きます。
ただ、わたくしの防湿庫の中で、Zf にはまだ撮らせていない絵が残っている。それを撮り切る前に S9 を迎えるのは、順番として違う。これがわたくしの2026年5月時点の答えです。
わたくしの判定
既存フルサイズボディ未所有 + 動画用途あり or 軽量化が決定的に効く用途 → 買う
LUMIX S9 + S 40mm F2 は、現時点で最小級の旅行フルサイズ構成です。30万円前後の予算で、フルサイズ + 単焦点 + 軽さの三拍子が成立する選択肢は他に見当たりません。
40mm F2 の実機評価を待ちたい / 後継機の噂が気になる → 待つ
2026年9月〜10月に海外レビュワーと国内ユーザーの長期レビューが出揃います。それまでは Keepa で価格推移を眺めながら、撮影計画を整理する時間に充てるのが最も損のない選択です。
既存フルサイズ機が稼働中 + 一日5〜8km程度の旅程 → 買うな
わたくしを含む多数派です。280g の軽量化は事実、それが旅行体験を変えるかは別。買い増しの30万円を、レンズ1本(あるいは家族旅行そのもの)に回したほうが、写真の総枚数は増えます。
FAQ
LUMIX S9 と Nikon Zf はどちらが旅行向きですか
旅行のスタイルで分かれます。動画中心・登山・荷物の軽量化を最優先するなら LUMIX S9(ボディだけで220g軽い)。真昼の屋外スナップ・夜景・暗所・メカニカルな操作感を取るなら Zf(EVFあり・IBIS 8段・ダイヤル直接操作)。一日5〜8km程度の家族旅行なら、撮れる枚数も画もほぼ変わりません。
LUMIX S 40mm F2 はいつ発売ですか
2026年6月18日発売予定です(2026年5月時点・Panasonic 公式発表)。発売直後はマーケットプレイスで転売価格化のリスクがあるため、Panasonic 公式ストアまたはカメラのキタムラ等の正規ルートでの予約が安全です。実機の長期レビューが出揃うのは2026年9月〜10月頃の見通しです。
フルサイズ + 単焦点で最小最軽量の構成は何ですか
2026年5月時点では、LUMIX S9(ボディ486g)+ Panasonic S 40mm F2(2026年6月18日発売予定)の構成が、現時点で最小級になる見通しです。総重量は600g前後(ボディ+レンズ単純合算)。Sony α7C II + FE 40mm F2.5 G の687g より軽い構成です。ただし40mm F2 の正式重量は発売前のため、最終確定値は2026年6月以降の Panasonic 公式仕様をご確認ください。
LUMIX S9 は EVF なしでも使えますか
使えますが、屋外の真昼に背面液晶のみで構図を決める運用に慣れている人に限られます。GR III、Leica Q系のオプティカル外付け運用、X100系などを過去に愛用してきた人は問題なく適応できます。EVF が当たり前だった人にとっては、屋外の反射と直射日光下での視認性が最初の壁になります。Vlog・動画・室内中心の用途なら、EVF なしのデメリットはほぼ感じません。
Zf を持っているなら LUMIX S9 を買い増す必要はありませんか
動画用途が撮影の3割以上を占める or 登山など重さがミリ単位で疲労に転化する用途があるなら、買い増しの価値があります。それ以外の場合、Zf 1台で旅行フルサイズは間に合います。280g の軽量化は事実ですが、ストラップで首にかけている限りは意識から消える程度の差です。むしろシステム2系統の現像ワークフロー・バッテリー管理・スタッキング判断疲れのほうが、買い増し後に効いてきます。
初代 LUMIX S5 や S5II からの買い替えはどうですか
S5 / S5II は EVF・メカシャッター・グリップを持つ「実用フルサイズ」、S9 は EVF なし・電子シャッターのみの「最軽量フルサイズ」です。性格が違う機種で、同系統の上位互換ではありません。S5II をメインで使っていて、軽量サブとして S9 を追加するなら理にかないます。S5II からの完全買い替えは、用途が動画・軽量化に特化していない限り推奨しません。EVF とメカシャッターを失う代わりに何を得るかを、自分の撮影ログで確認してください。
Panasonic と Nikon の現像ワークフローは互換できますか
カメラプロファイルとレンズプロファイルは別系統です。Lightroom Classic で両ブランドの RAW を扱う場合、現像レシピ(プリセット)を別々に作る必要があります。色調整の傾向も違い、Panasonic V-Log は動画寄りの中庸、Nikon ピクチャーコントロールはスチル寄りの色乗りが強い設計です。完全な互換は現実的にないので、システムを2系統持つ場合は「現像時間が増える」前提で計画してください。
LUMIX S9 を買って後悔した人の共通点はありますか
公開されているレビューと SNS の声を読み込んだ印象では、EVF なしの運用に慣れていなかった人と、動画用途を見込まずスチル中心で買った人に後悔の声が集中している傾向があります。スチル中心なら同価格帯で EVF 付きの選択肢(α7C II、Zf など)があるためです。S9 は「動画 + 軽さ」に振った設計を理解した上で買うと、後悔の声が出にくい機種です。
家族連れで本当に荷物を減らしたいなら、フルサイズではない選択肢はありますか
あります。1インチセンサーのコンパクトカメラ LUMIX DC-TX3-K が現実的な代替案です。S9 + S 40mm F2 構成(約600g)からさらに半分以下まで荷物を削れる設計で、ポケットサイズ・電源即起動・ズーム対応という、家族写真の現場で効く要素を持ちます。「画質の最大値」ではなく「シャッターを切れる回数」を最大化したい人には、フルサイズより1インチコンパクトのほうが、家族の記録という目的にむしろ近いです。フルサイズへの執着は、わたくしを含む沼の住人の癖の一つで、家族連れの優先順位とは別軸の話だと整理しておくと判断が速くなります。
参考一次情報
- Panasonic 公式: LUMIX S9 製品ページ・仕様一覧(panasonic.jp)
- Panasonic 公式: LUMIX S 40mm F2 発売予告(2026年6月18日発売予定)
- Nikon 公式: Z f 製品ページ・仕様一覧(nikon-image.com)
- カメラのキタムラ: 各機種実売価格・予約情報
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本記事の価格・スペックは2026年5月時点の Panasonic(panasonic.jp)および Nikon(nikon-image.com)公式情報に基づきます。LUMIX S 40mm F2 は2026年6月18日発売予定の製品で、最終仕様・実売価格は発売後の公式仕様および販売店情報をご確認ください。価格訴求リンクは安定供給品(LUMIX S9 ボディ)は Panasonic 公式 + Amazon を並列、発売直後の40mm F2 については転売価格化リスクを避けるため Panasonic 公式ストアまたはカメラのキタムラ等の正規ルートを推奨しています。