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Ray-Ban Meta(第2世代)、娘を撮る親のためのカメラ眼鏡。

2歳半の娘が、砂場でしゃがみ込んで小さな手を動かしている。 わたくしはその横に立ち、スマホを取り出そうとして、一瞬ためらう。「スマホを構える親」が現れた瞬間、娘はこちらを向く。砂遊びの世界から、撮影の世界へ連れ出してしまう。——この2秒のためらいが、3年間で何枚の「本当の表情」を取り逃がしたか、数えたくない。 そこに、Ray-Ban Meta(第2世代)がある。2025年9月、米国で$379から発売された、Metaが「Ray-Ban Display」と同時に出したもう一本の眼鏡だ。 ディスプレイはない。Neural Bandもない。

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Meta Ray-Ban Display、99の未来は2年待った方がいい。

「目の前に情報が出る眼鏡」という言葉を、何度聞いてきただろう。 Google Glassが消え、Snap Spectaclesが消え、Nreal(現XREAL)が残り、Apple Vision Proが499,800円で「顔に被る装置」のラインを引き直した——その地続きで、2025年9月、Meta Ray-Ban Displayがアメリカで発売された。価格は$799。レンズの右側に小さな半透明ディスプレイが埋め込まれ、Neural Bandと呼ばれるリストバンドが筋電センサーで指の微細な動きを読み取る。 「未来のUIが、ついに眼鏡の形になった」——そう紹介される端末だ。 わたくしはIT業界で10年、

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