Jackery 1000 NewとAnker Solix C1000 Gen 2を、「防災用品」として選んだ日。
ある夜、2歳半の娘を寝かしつけた直後に、マンションの廊下の照明がふっと消える場面を想像した。 都心の9階。エレベーターは止まり、共用廊下の非常灯だけが薄く光る。冷蔵庫のコンプレッサー音が消える。Wi-Fiルーターのランプが落ち、スマホの電波表示が「圏外」に近づく。そして、一番こたえるのは音だ。加湿器の水音が止まる。換気扇が止まる。静かすぎる部屋で、娘が目を覚ます。 わたくしはキャンプをしない。車中泊もしない。ポータブル電源というカテゴリは、ずっと「自分と関係ない道具」だった。 だが、視点を変えると見え方が変わる。停電時に、2歳半の娘のミルク用のお湯を沸かし、情報端末を生かし、スマート医療機器を動かす道具——そう定義した瞬間、
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